2013.07.24 (Wed)
事件
長いことblogを更新しなかった間に
何があったかと申しますと。
家族が増えておりました。
あれは三連休の最終日
心地よい疲労感と満足感を抱えて
帰ってきた夜のことでございました。
晩御飯を食べ終えてまったりしていると
すぐ近所の相方I 氏の実家から
とうもろこしを貰ってきた息子とI 氏が
にやにや?少し興奮ぎみでワタシに言ったのです。
母ちゃん、子猫見る?
なにしろ目撃者の義母から話を聞いた二人によると
小さな子猫が夕方、自転車にぶつかり
あわてて逃げたものの
(逃げれたってことはこの時点では元気?)
前方見えず用水路(ドブ)に落ちたもよう
しばらくして見に行くと、まだドブの中に動けずにおり、義母がタモで救出
草むらに置いてやる。
またしばらくして見に行くが、その場から動いていないもよう
という話を義母から彼らが聞いてきたのが
かれこれその夕方の出来事から二時間以上は経過した八時過ぎ。
もうさすがに逃げたかな?と思い聞いた場所に行ってみると
なんとまだその場にうずくまっている。
どうしたもんか。
とりあえず母ちゃん呼びにいくか。
で
母ちゃん、猫がいるよ。見に行く?
ってわけ。
……………
とにかく見に行くか。
ドブの横の草むらを掻き分けると
小さな臼ネズミ色のかたまりが。
泥でドロドロ。
口から?鼻から?血も出てる。
さわろうとしても威嚇するどころか
鳴きもしない。
こりゃ、やばいな…
とにかく家に連れて帰り
洗面所に湯を張り、子猫をあらう。
臭い。糸ミミズが出てくる。ドロドロ。
その時か弱い声で子猫が鳴いた!!
手足も動かした!!
まだ助かるかも!!!!
あわてて相方に動物病院に電話してもらう。
いつもムクがお世話になっているところにかけても電話にでない。
そりゃそうだ。
今日は祝日。ただいま八時過ぎ。
片っ端から近隣の病院にかけまくる。
その間にあたしと娘は子猫を拭いたり
白湯を飲ましたり。

助かるのか?この小さな命。
頑張れ。頑張れ。とさすってみるが
あまり反応がない。
同じ部屋にいるムクも気づかないほど。
やっとで一件の獣医さんが電話に出てくださり、みてくれるとのこと。
すぐさま病院へ。
レントゲンを撮ると骨折はない様子。
しかし、動かない、出血の様子から頭部を打っている可能性あり。

診察台に乗せるとわずか600グラム。
とにかく出来ることはやってもらおうと
点滴、抗生剤の注射を打つ。
その時、いやなのか大きな鳴き声が。
この鳴き声が出せるなら助かるかもしれない。
何故か大丈夫な気になってきた。
こどもたちは注射される子猫を見て涙ぐんでるし。優しいね、あんたたち。あたしの身長に追い付いてきていつもは生意気ばっか言ってるのにね。
そして先生が高濃度酸素室に入院させてくれることに。
ま、ここでビビって
先生…お値段…いかほど…って聞きましたがね(笑)
とにかくあとはこの小さな子猫の命の頑張りと先生にお任せして…
もうこの時点で先住者ムクさんと仲良く出来るか、とか名前どうするとか
そう。受け入れる気持ち全開ですわ。
家族揃ってめでたいやつらです。
一夜明け。
朝、電話で病院に様子を聞くと
「良くも悪くもなってません」
とにかく仕事終わってから見に行くことに。
病院に行く前にサークル、トイレ、えさ、ミルク、哺乳瓶まで買い込み準備万端。
レジで息子が「案外するね…」と苦笑い…
病院に着くと、まだ動かずじっとしてる感じ。
うんこもおしっこもしていない。
こんな状態でどうしたらいいのかと不安になったが、
………そうそう高級高濃度酸素室に連泊していただくわけにも…
先生も一度連れて帰って、どうしても食べないとか元気ないとかだったらまた連れて来てください。と。
晴れて退院。

お会計で治療費を言われ
一瞬ひるんだあたしを見逃さなかった娘が
「このお金は無駄じゃないもんね!!」
とはげましてくれた。
看護婦さんにも待ち合いの方々にも笑われたよ。
母ちゃん受付で突っ伏してしまいました。
で抱っこで車にのると
ニャーニャーと鳴き声が。
昨日より絶対よくなってる!!
まだ自力で立てないしご飯も食べないけど
口元に持っていくとペロペロなめて食べる。

そうやって、わたくしの看病生活が始まったのでありました。
つづく。
何があったかと申しますと。
家族が増えておりました。
あれは三連休の最終日
心地よい疲労感と満足感を抱えて
帰ってきた夜のことでございました。
晩御飯を食べ終えてまったりしていると
すぐ近所の相方I 氏の実家から
とうもろこしを貰ってきた息子とI 氏が
にやにや?少し興奮ぎみでワタシに言ったのです。
母ちゃん、子猫見る?
なにしろ目撃者の義母から話を聞いた二人によると
小さな子猫が夕方、自転車にぶつかり
あわてて逃げたものの
(逃げれたってことはこの時点では元気?)
前方見えず用水路(ドブ)に落ちたもよう
しばらくして見に行くと、まだドブの中に動けずにおり、義母がタモで救出
草むらに置いてやる。
またしばらくして見に行くが、その場から動いていないもよう
という話を義母から彼らが聞いてきたのが
かれこれその夕方の出来事から二時間以上は経過した八時過ぎ。
もうさすがに逃げたかな?と思い聞いた場所に行ってみると
なんとまだその場にうずくまっている。
どうしたもんか。
とりあえず母ちゃん呼びにいくか。
で
母ちゃん、猫がいるよ。見に行く?
ってわけ。
……………
とにかく見に行くか。
ドブの横の草むらを掻き分けると
小さな臼ネズミ色のかたまりが。
泥でドロドロ。
口から?鼻から?血も出てる。
さわろうとしても威嚇するどころか
鳴きもしない。
こりゃ、やばいな…
とにかく家に連れて帰り
洗面所に湯を張り、子猫をあらう。
臭い。糸ミミズが出てくる。ドロドロ。
その時か弱い声で子猫が鳴いた!!
手足も動かした!!
まだ助かるかも!!!!
あわてて相方に動物病院に電話してもらう。
いつもムクがお世話になっているところにかけても電話にでない。
そりゃそうだ。
今日は祝日。ただいま八時過ぎ。
片っ端から近隣の病院にかけまくる。
その間にあたしと娘は子猫を拭いたり
白湯を飲ましたり。

助かるのか?この小さな命。
頑張れ。頑張れ。とさすってみるが
あまり反応がない。
同じ部屋にいるムクも気づかないほど。
やっとで一件の獣医さんが電話に出てくださり、みてくれるとのこと。
すぐさま病院へ。
レントゲンを撮ると骨折はない様子。
しかし、動かない、出血の様子から頭部を打っている可能性あり。

診察台に乗せるとわずか600グラム。
とにかく出来ることはやってもらおうと
点滴、抗生剤の注射を打つ。
その時、いやなのか大きな鳴き声が。
この鳴き声が出せるなら助かるかもしれない。
何故か大丈夫な気になってきた。
こどもたちは注射される子猫を見て涙ぐんでるし。優しいね、あんたたち。あたしの身長に追い付いてきていつもは生意気ばっか言ってるのにね。
そして先生が高濃度酸素室に入院させてくれることに。
ま、ここでビビって
先生…お値段…いかほど…って聞きましたがね(笑)
とにかくあとはこの小さな子猫の命の頑張りと先生にお任せして…
もうこの時点で先住者ムクさんと仲良く出来るか、とか名前どうするとか
そう。受け入れる気持ち全開ですわ。
家族揃ってめでたいやつらです。
一夜明け。
朝、電話で病院に様子を聞くと
「良くも悪くもなってません」
とにかく仕事終わってから見に行くことに。
病院に行く前にサークル、トイレ、えさ、ミルク、哺乳瓶まで買い込み準備万端。
レジで息子が「案外するね…」と苦笑い…
病院に着くと、まだ動かずじっとしてる感じ。
うんこもおしっこもしていない。
こんな状態でどうしたらいいのかと不安になったが、
………そうそう高級高濃度酸素室に連泊していただくわけにも…
先生も一度連れて帰って、どうしても食べないとか元気ないとかだったらまた連れて来てください。と。
晴れて退院。

お会計で治療費を言われ
一瞬ひるんだあたしを見逃さなかった娘が
「このお金は無駄じゃないもんね!!」
とはげましてくれた。
看護婦さんにも待ち合いの方々にも笑われたよ。
母ちゃん受付で突っ伏してしまいました。
で抱っこで車にのると
ニャーニャーと鳴き声が。
昨日より絶対よくなってる!!
まだ自力で立てないしご飯も食べないけど
口元に持っていくとペロペロなめて食べる。

そうやって、わたくしの看病生活が始まったのでありました。
つづく。